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準備編 Vol.1
準備編 Vol.2
一日目
二日目
三日目
運用編
帰国編
移動を終わって

 無線的にみた「カントリー」としてのXU

もともと相棒(AEA)も当局もガツガツQSOをするタイプではないので、観光も含め今回の結果にはほぼ満足しています。しかし、サンスポット不足からくるコンディションの悪さには正直がっかりで、本来ならもう少しはパイルが浴びられたのではないか?と思っています。

渡航前、「XUからQRV」というと、「かなりレアなカントリーからのQRVで、それなりの運用テクがないとさばけないのでは?」と感じていたのですが、コンディションがよかった2日目(9/15)を含めて、実際感じたレア度は「それほどでもない・・」といったところです。逆に考えれば、我々の運用レベルには丁度合致しているとも思いました。
これは、XU7AAAさんや諸OMのご努力で、カンボジアという国が外国人無線家に極めて寛容になったために他なりません。実際、シアヌークビルに長期滞在して、無線を楽しまれているOM(主に欧州人)も見えるようで、それも、アクティビティも中々のものらしいです。我々が運用中にも、同時にシアヌークビルの某所からQRVがありました。


 最後にQSLについてのお願い

今回の移動で、呼んでいただいたOM局には、心から感謝しています。そこで、みなさんにXUのQSLを遅滞なく送付したい気持ちはありますが、今回はあえて、事前にQRZ.COMに「e-QSLSASEのみ」と明言させてもらいました。

これは、Buroをアクセプトしてしまうと、以前にDX運用後、こちらはQSLBuroに一括送付しているのにもかかわらず、(届いていないのか・紛失したのか?各局のご事情はあるとは思いますが)何年たっても五月雨式に「PSE」と記述のあるQSLが舞い込んできて、それらに対する返信のために、EXコール(移動時のDXコール)でのJARLとの転送契約を、いつまでたっても切れなかった、過去の苦い経験からです。転送に時間のかかるDXからのカードならいざしらず、JA、しかも当局からみれば「発行済」のはず、且つ3,4年も前のQSLBuroで堂々と請求されるというのは、いささか閉口しました。

 

当局は、お金と時間をかけなくとも、単に「XUとやった=confirmation」という意味でQSLを得るのであれば、e-QSLのような電子QSLシステムが有益と考えています。今回、約2週間後にはe-QSL.CCにデータをアップしています。よって、できるだけ紙QSLではなく、こちらで照合をお願いします。もちろん、温かみのある紙QSLの良さもあり、それを追い求める局の気持ちもわかりますが、上記の理由でBURO経由を今回は受け入れていません。紙QSLを希望される場合には、必ずSASEにての請求をお願いします。

今回の移動で使った航空券のすべてがe-Ticketだったように、ペーパーレス化は世の中の流れです。アマチュアもそれに乗り遅れたくはありません。