きょろちゃんUのビデオカードをアップグレード


New Millenium最初のアップグレードとして、きょろちゃんUのビデオカードをRIVA TNT16MB(GraphicBlaster)から、MatroxGraphicsG400(以下G400)に変更した。また、今まで使っていたRIVA TNTはそのままSuper_Cowに移植され(現在はRIVA128 4MB)おのおののPCがグレードアップされることになる。

今更言うまでもなく、グラフィックカードの性能は使用するグラフィックのチップ(LSI)で決まる。2000年1月現在で一線級のチップでは、今回のG400以外に RIVA TNT2、GeForce256などがあるが、「対ゲーム用途」を重視しないのと、PCを動作させながら別の画面にDVDなどの映像信号を出力できるDH(DualHead)の機能があるためG400を選んだ。今後はDVDで映画を見ようというわけだ。また、G400Maxという更に高速のチップが出て割安感があったことも理由の一つだ。また、VRAM容量については32MBが「標準」という感じだ。

また、オウムにお布施!

1月某日、大須の電気街に出かけ値段チェックする。狙うはもちろんバルク品。こツクモ・PC工房・ダイナ・コムロードなどを回る。しかし、の値段にはかなわず(他より\300安かった)また麻原にお布施をつつむことに・・
ちなみに値段体型は、フラグシップのリテールG400MaxDHは\27000位、リテールG400DHは\21000位で、このバルクが\18000程度だった。(すべて32MBモデル)

Windows2000Driver問題

きょろちゃんUはすでにWindows2000(RC2)が稼働しており、G400はWindows2000上で動作させなければならない。PnP機能が強いWin2000でもG200(G400の前の型)までしか認識できないようで、後はベータ版のDriverに託すしかない。MatroxのHPでダウンロード後インストール。しかし、BOD(Blue Screen of Death)が起動時に頻発するようになってしまった。このドライバーがRC3用であることも原因かもしれないが詳細は未だ不明まだ解決していない。

ベンチテストでは大幅な性能向上に
いつものHDBench2.61で交換前と交換後を測定。数字上は30%程度の大幅なアップである。ベンチマークはどうしてもグラフィック性能で左右されるファクターが大きいのであるがこの値は予想しなかった。これからインストールするFlighSimulator2000が楽しみだ。


変更前 (WindowsNT 4.0 SP5/DirectX6/FullColorにて測定)

ALL 17399
CPU 浮動小数点 整数演算 Memory
40904 32870 36891
VIDEO 矩形 テキスト スクロール DirectDW
23525 6539 14840 179 29
DISK Read Write
12161 8178


変更後 (Windows2000 RC2/FullColorにて測定) 

ALL 26368
CPU 浮動小数点 整数演算 Memory
40895 32852 36890
VIDEO 矩形 テキスト スクロール DirectDW
47623 8339 5940 303 60
DISK Read Write
129281 8668


課 題

BOD問題を解決する以外にも、まだまだ課題は多い。1つはDVDの再生。あるルートで手に入れたソフトDVDがWin2000で動き且つ、DH機能でTVに問題なく出力されるか?
ということ。また、G400をチューンアップするPINファイル(チップのパラメータ設定をマニュアルで変える)ファイルでどこまで、性能が引き出せるかなど…

By JF2SDR (Jan.2000)

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