New Zealand Southen Island

Mar25’99氷河ヘリハイクとCh-Chへの移動

フランツ・ジョセフ氷河でヘリハイクに挑戦。これは、ガイド付きでヘリコプターにて氷河の上に行きハイキングするもので ガイドさんより、さんざんすべりやすいからつま先を蹴って歩いてくださいと言われておりました。他の同行者の人も一度くらいは、尻餅をついたりしていたくら いですが、のりちゃんは、そのなん倍もすべり、ツアーの中で一番の問題児でありました。

氷河の全景 氷河上に着陸したヘリコプター
フランツ・ジョセフ氷河の全景
氷河の先端まで徒歩で行けます
氷河上に着陸したヘリコプター
標高約800m付近とのこと

この日は、全行程の中でも最高によい天気で「ド・ピーカン」という具合でたまたま氷が太陽にあたって溶けている所もあちらこちらにありました。
それは、ハイキングを初めて3分の1を消化した頃に起こったのですが、また転んだのです。その後恐ろしいことに、どんどん滑っていっ てしまってあわやクレバスに転落という前にガイドさんに、ひぱってもらい助けてもらいました。近くにいたSDRも助けようとしてくれたのですが、もしかえってSDRが私に手をさしのべても一緒に滑っていってしまったかもしれないのでガイ ドさんの方の助けが早くてよかったと言ってました。 その後は、ガイドさんよりすぐ後ろを歩くことを命じられてしましました。命があってよかった。(大げさかな?)但しその時より下山してからの方がより痛感してました。

その後も1時間ハイキングは、続きます。ハイキング自体は楽しいのですが、 時折崖と崖の間を歩かなくてはならないし、両縁が崖で道がとても狭いという箇所が何カ所かありそこで、こけたら今度こそ谷底にまっさかさまです。もう必死 になって歩きました。 体力に自信のない私でも全然問題がなかったのでよかったのと、ちょうど私達のパーティは、アメリカのカリフォルニアから来た御夫婦と日本人のワーホリの女の子と私達及びガイドさんという少人数だったので、こんな私がいてもみな大目にみてくださり、とても助かりました。次の回のパーティは10人以上の大人数でやってたので本当にラッキーだったみたい。アメリカから来たご夫婦の、ご主人が、EarthquakeEngineerいわゆる地震の地質を研究している方とかでやたら山のことに詳しかった。つい最近神戸にも大震災の研究で来日したことがあるとか。

あのとても重い氷河ハイキング用の貸靴を脱いだ後の開放感は、なんともいえません。
今回の旅行中1・2を争うハイライトとなった出来事でした。

氷河上のクレバス 氷のトンネル
氷河上のクレバス
クレバスがあちらこちらにゴロゴロあり
なかには、またいで通るものもあり
この時は、真中の細い道を通るはめに
氷のトンネル
「氷河ハイクでは」こんな所を
くぐり抜けたりします

初めホキティカかグレイマウスで泊まるつもりだったのだけど、地図でみたらなんとか移動できそうだなどと考えて、車を走らせ氷河からch-chへの帰路ホキティカ経由で帰って来たのだが、国道73号線のアルプス越えで途中のアーサーパス付近の峠(OtiraValley)のアップダウンがものすごいのを全然知らずに通ったのでふたりでびっくり。おかげで距離が短いわりには、時間がかかるので夕方になり日は暮れてくるし。それも氷河でヘリハイクをした直後の移動という無謀さ。まあ暗くなる前にch-chに着けなければどこかで宿泊するつも りでしたが、無事夜7時頃に到着。初日にch-chの街を車で走ってなかったらあきらめてかも。本当に長い1日であった。

OtiraValleyに建設中の新道 峠の山頂でみた??
OtiraValleyに建設中の新道
この道ができると難所の峠も難なく超
えられるでしょう
峠の山頂でみた「Takahe」?
すごい声で鳴いておりました

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