9月15日(5日目)





BOEING FACTORY
ボーイング工場出荷前の飛行機シアトル市から北へ約30KmのところにあるEvellet市郊外にあります。ここでは、Boeingのワイドボディー機、747、777、767、757を製作しています。(737などはカリフォルニア州ロングビーチ工場)一般向け見学コースとして747−400の製造ラインを見ることができます。(約1時間)また、完成した飛行機を航空会社別に塗装している風景や、隣接する専用滑走路で出荷前に行う試験飛行なども見れます。航空ファンにはこたえられないところ。

<アプローチ>

シアトル市内からの場合はI-5 (North)にの、出口「189」で州道526号線に入ります約3マイルほど行くとボーイングの工場群が見えてきます。工場郡の最後がTourCenterになっていますので右折します。


<ツアーへの参加方法>

ボーイングの工場が近づくと「Tour Center」の標識が出ているので、それに従ってツアー客用の専用駐車場に止めます。ここから建屋に入り、「TourTicket」をくばっているおじさん(多分Boingを定年退職した人)に参加したい時間を告げてチケットをもらいます。私たちは9時30頃について10時からのツアーに参加できました。参加費は無料です
ツアー時間: AM 8:30,9:00,10:00,11:00,13:00,14:00、15:00 冬場(10月−5月)は AM 9:00,10:00,11:00,1:00,2:00,3:00です。ツアー1回あたり100人程度のようです。最初ミニシアターのようなところに入り、注意事項の説明と747作る過程を早回しのサイレント(?)で紹介する映画を見ます。その後2班に分かれて大型バスで工場見学に向かいます。工場(ハンガー)に入りエレベーターでビルの3Fくらいの高さから工場内全体をみることができます。残念ながら写真撮影は禁止なので紹介できませんが、ハイテクの粋であるはずの747の製作過程のほとんどが手作業であることがわかります。(まるで住宅をつくっている感じだった)次に塗装工場や出荷待ちの完成機が駐機しているところに移動します。世界中のエアライン向けに製作しているはずなのに、意外に成田などでおなじみのアジア系航空会社向けの塗装が目立つのは747などの大型機は長距離になるほど大型機のほうが効率がよいので欧米から遠いアジア諸国から国際線用に発注されるためでしょう。

<欧米人も買い物だあ>
JF2SDR待望のボーイング社の見学。普段買い物になんの興味も示さないのに、ここだけは例外でマウスパッドやマグカップTシャツなどたくさん買っていました。確かにボーイングのロゴ付きなんて他では買えませんが。今回びっくりしたのは、ここボーイング社といいニューヨークのメトロポリタン美術館やディズニーストアといい普段あまり買い物にお金をかけないであろう欧米人もみんなが買い物をしてました。さすがに地域限定商品は、人を惹きつけてやまないのでしょうか。

<リンク>
BoeingTour Infomation(見学ツアーの情報が得られます)

<追加情報>
なんと入場料が有料になってしまったようです。大人$5子供と55歳以上のシニア$3(99年11月現在)
残念ですが、工場見学案内専門の係りの方もおられたようですし、人件費の面からもしょうがないのでしょうね。


チッテンゲン水門
チッテンゲン水門 2チッテンゲン水門1

ピュージェットサウンド(海)とワシントン湖の水路に設けられた水門で、両者の海抜の違いを補正する+塩水と淡水の境を設ける目的で作られています。水路の幅を見る限りは数百トンの船まで通れるようです。水門というとパナマ運河が有名ですが、ここを大型化、多段化しただけで基本的なしくみはここと同じです。また、船だけでなく「魚道」といって魚(主に鮭)がこの水門を行き来する水路があります。尚この魚道がガラス張りになっており、実際に登って行く鮭の群れをまじかに見る事ができます。水門・魚道を含め大きな公園のようなつくりで無料で誰でも出入りができるようになっています。



<アプローチ>

シアトル市の北西に位置しています。シアトル市の中心からの場合 I-5(North)から169の出口で(West)側のMarketSt.を降ります、そのまま西へ直進州道519号線を越え、15th Avを越え3ブロックほど進むと看板が出ています。

<見学>
公園の敷地の外に無料駐車場がありますので、そこに車を止めます。私たちが行ったときは観光バスもとまっていました。あとは公園のゲートを越えて中に入っていくだけです。ここも無料です


ワシントン大学
ワシントン大学の噴水ワシントン大学シアトル市の北東にある州立の総合大学。なぜかシアトル観光の名所になっているようです。また、語学留学なのか日本人学生のツアーが数組いて広い大学のあちこちで遭遇しました。(バンクーバーと違ってシアトル市内では日本人をほとんど見掛けなかったが、ここだけは本当に多かった)

<アプローチ>
シアトル市の中心部から行く場合は I-5 North の169出口(チッテンゲンと同じ出口)のEast側に出ます。(Univ of Washingtonの出口表示あり)そのまま東進すると、いかにも「学生街」といった町並みになります。更に進むと森に囲まれたキャンパスが見えてきます。

<大学への潜入>
誰でも入れます。車で入る場合、駐車場は有料です。最初ゲートの係員にどのくらい止めるのか聞かれますので時間を言い、料金を払います。ここで、大学の絵地図をもらえます。(必ずもらうこと=広いキャンパスはこれがないと歩けない)駐車場を出る時に払った金額の時間より短い場合はその分のお金を返してくれます。



<おすすめ>

大学の西側の門を出たところに、日本でいう「購買部」があります。ここでは大学の講義で使う教科書(セコハンのものと新書が半々というのが興味深い)やネーム入りの文房具、ワシントン大のイメージマスコットのシベリアンハスキーをモチーフにしたお土産がたくさんあります。

<リンク>

ワシントン大のホームページ (表紙画面のライブ映像がおもしろい)


MICROSOFT
マイクロソフトホールマイクロソフトミュージアムパソコンマニアなら一度はみたいMicrosoft。世界のソフトウエアを牛耳るMicrosoftはシアトル市の東約20KmにあるRedmondに「Microsoft Campus」という名で広大な敷地に社屋があります。残念ながら「見学ツアー」のようなものはなく「MaicrosoftMusiam」=ハード・ソフトウエアの歴史を紹介と、「Microsoft employee shop」という「直営店?」があるぐらいです。この博物館とショップは一般の人には利用できないようです。もっともこのショップの入り口に「Employee only」の看板があるにもかかわらず、観光バスが横付けされていました。マイクロソフトと契約したツアーはここで買い物ができるのかもしれません。

<アプローチ>

いろいろな行き方がありますが、I−5の168ジャンクションで州道520号線に入り

<歩いてみると>
私たちがここについたのはPM6:30ごろだったのですが、時間的なこともありラグビーをしていたりジョギングにはげんだりと、本当にキャンパスという感じです。人種も白人・黒人・アジア系など本当に多様です。世界中から我こそは・・と思う人間が集まってきているのでしょう。ボーイングの従業員とは対照的でした。

<リンク>
About The Microsoft Museum (マイクロソフトミュージアムについて)

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