9月11日(1日目)





アメリカン航空26便は学生でいっぱい?!


アメリカン航空26便今回成田からシアトルまではアメリカン航空26便を使ったのですが、エコノミークラスの乗客のほとんどが20代の若者でした。これは、前に書いたノースウエストのストで安いツアーがアメリカンに流れてきたこと。シアトル・バンクーバー地域は日本人の留学生(特に語学留学)に人気がある。アメリカへの観光客はもヨーロッパ・カナダに比べて全般的に若い人が多いということでしょう。もっともファースト/ビジネスクラスはほとんど欧米人でしたが..

AA26便の機体は今はボーイングのマクダネルダグラスMD−11。就航から6年近くたっているのでかなり機体は古ぼけた感じ。今時GPS表示(「今どこを飛んでいるか・到着時間はいつか」という画面)もありませんでした。そのはずで、アメリカンはこの機体を近くフェデラルエクスプレスに売り、新しくボーイング777を買って、日本線に飛ばすとのこと。(月刊エアラインより)

成田-シアトルは8時間30分。LAX(ロス)10時間30分やDFW(ダラスフォートワース)の12時間に比べるとほんとに近い。途中機内で上映される映画も1本だ。ほぼ定刻にワシントン州シアトルタコマ国際空港(別名:SEATAC)に着陸。


 レンタカーをかりる

ポンティアックのグランダム今回レンタカーは第一ブランドのHertzで借りました。シアトル到着後シアトル・タコマ空港内のHertzのカウンターで手続きをしました。日本で予約しておいたので、予約内容そのものはまったく問題なかったのですが、何と日本の運転免許証を提示するようにいわれました。「日本においてきた」というと「貸せない」というのです。国際免許証は「Permit=許可」であって「License=免許」ではないとのこと。「車がないと旅行がなにもできない」事と「国際免許は国内免許がないと発行してもらえないのだから」と講義したところ、国内免許の有効期限」と自宅の電話番号を聞いただけでOKが出ました。今までアメリカ・カナダで10回近く手続きの経験があるのですが、まったくはじめての経験でした。後で聞いた話では、アメリカは州によってこうした手続きが異なるとのことです。ワシントン州で借りる予定のある人は注意が必要です。

日本からの予約では「Middle Class=C Class」としました。いつもは「Compact= B Class」にするのですが、アメリカでは小さすぎる感があるからです。最初 「TOYOTA CAMRY」をリコメンドされましたが、「アメリカ車がいい」という私のリクエストによりGMのGRANDAMになりました。現在JF2SDRは、会社命令で英会話学校に行っているのですが、 学校名がグランダムというところなので今回借りた車の名前と同じだあとおお笑い。

日本人であるためかここに限らず、必ず最初は日本車を薦められます。また、カナダの国境越えに関しては特別な書類は必要ないとのことでした。こんなやり取りを約1時間、Victoriaに向かうフェリーの出港時刻は迫っていました。


シアトル市内の運転騒動

フェリーの乗船時間を気にしつつ初めてのシアトル市内での運転開始。高速にのってすぐ途中で曲り道を間違えておまけにナビゲータ役であるのりちゃんが、道を間違えのに気づくのが遅れ時間がないと悲鳴をあげながらの運転。ただでさえレンタカーで時間がかかった分時間がないのにこのままでは、乗り遅れそう。シアトルから直接ビクトリアに車ごと入れるフェリーは、1日1本しかないのでこれを逃したら車でバンクーバー経由でしか行けないのでSDRは、運転しながらまじでその算段を考えていたそうです。なんとか出航30分前にピア48に到着。ここから4時間半の船旅の開始である。車がなければ高速船にて2時間半でいける船が1日に何本もあるけど、車をもって行くと大変だあ。

SEATTLE-VICTORIA間のフェリー

PIER48フェリーからみたシアトル市街地SEATTLEとVICRORIA間を1日1往復している「PRINCESS MARGUERITE V」号全長426.4フィート、4900tで最大約180台の乗用車を運びます。シアトルからフェリーでビクトリアに渡る場合はこの船しかないようですが、何分時間が4時間もかかります。車がなければ、Victoria Clipper号という水中翼船で高速に利用できます。船内にはラウンジ・レストラン・キャフェテリア・免税のお土産や・ビクトリア周辺の観光案内所等のほか「国際線」らしく両替所もありました。ちなみにお土産物屋以外では、米ドルが基本通貨のようです。

<乗り方>
インターネットであらかじめ予約しておくことをお勧めします。
シアトルから乗る場合はPIER48(48番埠頭)に出発の30分前くらい前までに行きます。シアトル・タコマ空港からの場合は I-405(E)からI−5(North)に入り途中で99号線に入ります。(ジャンクションが複雑なので注意)99号線に入ったら左側に見える埠頭の番号を注意して48番を見落とさないこと。埠頭の入り口に係員のおじさんがいてパスポートのチェックを受けたあと車を誘導。所定の位置についたら、チケットオフィスでチケットを購入します。出港10分くらい前から船内に車を移動します。

<料金>

車1台(普通車)−−−$49(US)  人員 1人---$29

<リンク>

CLIPPER NAVIGATION LTD(Princess Marguerite号、Victoria Clipper号のスケジュールと予約ができます)


船内放送がかかる!
フェリーの船内
Princess Marguerite Vに乗船して1時間くらい経過したとこで、船内放送がかかりました。「Washington ナンバーXXXの車の持ち主はクルーにコンタクトして下さい」といった内容のものでした。最初は気にとめませんでしたが、同じ内容の放送が続くのでまさかと思いレンタカーの契約書を確認してびっくり、なんと私たちが借りた車のナンバーを呼んでいたのでした。座っていた席の近くにあった「Ofiicers Room」のノックし状況をいうと、年配の女性船員が出てきて「あなたの車はFlat Tire=パンクです、下に(車が止めてある階)にいってみますか?」とのこと、すぐさま降りていくとGRAMDAM君の回りに船員さんが2人、見ると左リアのタイアがペちゃんこです。ここで手を真っ黒にして「非常タイア」に交換。作業を手伝ってくれた船員さんに何度もお礼をいって、デッキにもどりました。パンクしたタイアには2cm角くらいの金属片が突き刺さっていて、これではひとたまりもありません。多分このフェリーで拾ったのでしょう。このパンクはVictoriaでも尾を引く事になります。





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