朝から雨が降ったりやんだりのあいにくの天候。 AM9:00にアンテナ設置をするということで、作業員4人が部屋にやってきました。
彼らについて屋上に上ると、なんと既にルーフタワー
(クリエイトCR-30か?)2基設置されています。これらは別のハムがおいていったとのことです。早速、7MHzのフルサイズのDPと、XQPLWそれに当局のアローラインを設置。彼らは手馴れもので「SWR計はあるか?」「そこじゃ飛ばないじゃないか」とか色々言ってきます。30分くらいで設置完了、即On-Airです。

    地上から撮影したANT群の全貌

この時間は
EUに変わって昼ごろまで、Wや南米が開けます。距離的に近いこともあり、EUに比べてWのほうがとりやすい気がします。(パワーも入っているのでしょうが)WARCバンドのXQP局も次から次と呼ばれて忙しそうです。(帰国後聞いた話では、両局ともパケットクラスタにレポートされたとのこと。勿論、初体験です)

パイルが一段落した昼過ぎ。無線だけではあじけないのでレンタカーを借りて島を散策することにしました。トヨタレンタカーのオフィスがホテル内にあり、その場で車を貸してくれました。尚、借りた車はEchoです。早速、戦時中の史跡などがある島の北側に行ってみることにします。途中、あのマリアナリゾートを発見。広大な敷地にコテージが点在していて、丘の上にある一軒の横にタワーが・・。あれが、Yaesuのシャックのようです。尚、この隣にカーテンビームの送信施設がありますが、これはキリスト教放送のFEBCの送信所とのこと。FEBCは短波で送信しているはずなので、影響はないのでしょうか? 

更に車を進めると、史跡らしきものが。
1944年の米軍上陸時、迎え撃った旧日本軍の最後の司令部だった洞窟と朽ち果てた、戦車や魚雷を見学。そして、有名な「バンザイクリフ」まで進みました。ところで、日本人観光客が少ない分、韓国人の旅行者が目立ちました。この日も洞窟や断崖を見に来ていたのは韓国人ばかりでした。今韓国ではサイパンがブームとのことで、新婚旅行の行き先では人気No.1なのだそうです。帰る途中に「Garapan」の街のDutyFreeで土産を買い、その横にあったプラネット・ハリウッドで夕食。まったく、こことハードロックカフェは地球上のどこにいってもあると毒ついてもしかたないですね。

 

6mのヨーロッパが・・

ホテル再度戦闘開始です。2128JAEUをさばいていると、XQPがブレーク「6mEUが聞こえている!」とのこと。すぐに隣の部屋にいってIC-706をワッチしたのですが既に消えていました。彼の話ではS51(スロバキア)が聞こえていたとのこと。もっともAT-46mのチューンができないそうで、Wkdには至らなかったそうです。当局も6mのアンテナを持ってきていません。

そこで色々試行錯誤したところ、
7MHzDPに乗せるとSWR2程度まで落ちることを発見、早速CQの連呼です。この日3,4エリアの数局とコンタクトができました。
まあ、我々の
JAとのQSOはさておきこの日の前後、6mは世界的なオープンだったそうです。そのことは帰国後に聞いたことは言うまでもありません。

ホテルスタッフによるアンテナ設置
(4人1組で手際よく組み付けてくれました)
オペレート中の KH0/JF2XQP
  マリアナリゾートでみつけたアンテナ
(自分でアンテナを建設・撤収しないといけない聞いたが、だれかQRV中なのか)
洞窟の中に作られた旧日本軍の司令部跡
朽ちた旧日本軍の戦車