「絶対合格・電気通信術!」はその名の通り、CW試験にフォーカスするのが役目かもしれませんが、FCCの現行のCW試験(Element1)については、ボリュームを少し落としてもいいかなと思います。理由として、スピードが5Words/分(約25文字/分)です。スピードだけを見れば「JAの3アマと同等」です。正直、CWのQSOができるOMならまったく問題にならない試験です。
試験問題がある!
前記「CWのQSOができれば問題なし」と書いたのにはわけがあります。JA国試と大きく異なる点の1つとして「電文を100%受信できるか?」をチェックするのではなく「実際のQSOで必要な情報だけを受信できるか?」を判断基準にして試験問題となっています。問題数は10問でこちらも4択です。
よって試験では、ラバースタンプの模擬QSOを流し、相手局の名前やQTH、RigやANTなどが何であったか?等を問題としています。ただし、時間は5分程度と長めです。
このHPではおなじみのリアルオーディオを使った、練習ファイルを作成してみました。(工事中)
さて、練習ファイルを聞いて頂くとわかりますが、5words(25文字)といっても、JA国試の25字のように「コード全体が25文字」ではなく各コードは50文字でその間隔を大きくとっていることが特徴です。(当局にはこのほうが受信しやすいです)